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トロピカルアイランズ

全くもって雪が溶けないベルリンからこんにちは。


この冬はもう本当に何の修行?と思うくらい寒くて雪ばっかりです。
どんだけ寒いかっていうと、マイナス3度で外出た時に「おっ、今日は温かいじゃん!」って感覚になるくらいの寒さ。

このままじゃ気が狂ってしまいそうだったので、ベルリンから電車で一時間の場所にある常夏不思議地帯に行って参りました。

「トロピカルアイランズ」という場所なのですが(なんのひねりも無い名前ですね)さながらドイツの常磐ハワイアンセンターといったところでしょうか。

行く前は「なんか胡散臭えーーー!」と思いましたが、これがこれが。





ベルリンからはRE(Regional Express、急行電車)に乗ること45分。


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外のこんな景色を眺めつつ。


ブランデンブルク州、Brandという駅に着いたら、目の前には無料のシャトルバスが待ち構えていますので颯爽と乗り込みましょう。シャトルに揺られて約10分。視界が開けるとそこにボテッ!としたドームが見えました。トロピカルアイランズ(ドイツ語)に到着でございます。


この施設が作られた経緯を分かりやすく解説してあるブログを見つけましたので、(もちろん日本語です!)興味のある方はこちらをクリック!




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全世界のエコの流れを完全に無視したこの施設、本当に大きいです。これでもかなり引いて撮ったんですが全景が入りきりません。




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そしてこの入り口をくぐると・・・


おおおおおあったかい!むしろコートのままだとちょっと汗ばむくらいです。
しばらく雪とマイナスの気温に慣れてしまったので外とのギャップにオドロキでございます。


入り口で入場料を払い、リストバンドを受け取ります。
場内での飲食、お買い物、利用料金は全てこのリストバンドに読み取らせ、最後にまとめてお支払いをする仕組み。おサイフを持って歩く必要が無いので便利です。ちなみにこのリストバンドはロッカーの鍵でもあるので無くさないように。




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木がたくさん覆い茂っていて、南国でよく見かけるような、しっぽの長い鳥が目の前を横切って行ったりするんです。
それから、私は運よく見ずに済んだのですが、ドイツにはいないゴキブリさんもここには生息しているそうです。




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もっとチープな施設を想像していたんですが、いやはや、建物や石像はかなり本格的です。
南国気分盛り上がるよ!



早速ロッカーに荷物を放り込んで水着に着替え、プールに入ってみました。
プールの温度はかなーーーーりぬるいです。そして室内温度は26度前後。天井は一部ガラス張りですが太陽光は冬なので入ってきません。なので水から上がると・・・・・寒い(涙)。

いちよう砂浜らしく砂が敷いてあるのですが・・・・・砂も冷たい(涙)。

早々にプールから上がってしまいました・・・・・(涙)。



しかしガッカリすることはありません、別料金にはなりますがここにはサウナワールドもあるのです!
サウナに入りたい場合は、入場料を払う時点で「コンビチケットで」と高らかに宣言しておくと、5ユーロの追加料金のみで滞在中はサウナワールド入り放題です。言い忘れると1日につき8,5ユーロの追加になってしまうのでお忘れなく。


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闇夜に浮かび上がるブッダ  こわい




サウナ入ってビール飲んで・・・・完全におっさんですが最高です。


夜になるとライトアップされてムード満天。

ここにある宿泊設備はテントかロッジ。南国でキャンプっぽいなぁ。お金は無いけど若いっていう人たちは砂浜で寝るようです。それも楽しそう。
我々はせっかくなので1泊しようじゃないか!ということでテントを借りました。テントの中にマットレスと枕、薄い掛け布団があるのみ。それでもぐっすり眠れましたよ。




朝起きたらジャグジーに入って、目覚めのコーヒー一杯。

サウナに入って一汗かいたらビールを一杯。

幸せです。



たっぷり休養して常夏気分を味わって、まだしばらく続く厳しい冬を乗り切るのです。


何かと問題の絶えない施設らしいですが、私は清き一票をトロピに投じます!(←?
by mchn22lecker | 2010-02-14 22:33 | Tagebuch : 日記
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